最後のシンビズム

4回と決まってはじまったシンビズム。2020年度が最後でしたが、コロナで延期となり、どうなることやらと思っていましたが2月に展示がはじまりました。ほっ。図録の校閲をやらせていただいています。いとぐちには、あんまりない仕事。とにかく勉強になります。

   

上田会場と、時期を違えて豊科近代美術館とで開催される予定で、今回は上田会場、上田市美術館での開催でした。小山利枝子さん、戸谷成雄さん、母袋俊也さん、辰野登恵子さんが今回の作家さん。

   

小山さんからはじまって、先に進むにつれて自分に蓄積されていく情報量に息苦しくなるほど圧巻の作品たち。到底全部なんて理解しえないけれど理解したいと思う気持ちがぐるぐるして、なにかつかみたいとみつめ続けて時間がどんどん経っていく。図録に綴られた学芸員さんの言葉を思い返しながら、じっとみる時間のしあわせなこと。

   

コレクション展も面白くて、ミュージアムショップで農民美術のマグネットを購入。かわいい。ひとまず冷蔵庫にぺたり。版画もしてみたくなる。たぶん向いてはいなけれど、そういう衝動はいいこと。(緒)

ちなみにこれまで活躍?してきた?冷蔵庫のマグネット。近所のJAうえまつのレジで「いえいえいえ」「まあまあまあ」というやりとりののち握らされたながの米のマグネット。ギャップ。