フラットファイルで額装をお願いする
いつもお世話になっている高砂寿司のご主人の松本章美さんが「自分の描いた絵を額装してほしい」というので、前々から紹介したかった守屋さんのフラットファイル(フラットファイルスラッシュ)へ。オーダーメイドでゼロから額縁をつくってくれるとてもすてきな額装屋さんであり、ギャラリストでもあります。バーをやっているときもあったけれど、今はどうなんだろう。
守屋さんにはこれまで2つほど額装をお願いしていますが、収めたものの居住まいがすんと正されるようで、絵にしろ写真にしろ、よりすてきにみえるから不思議。一度は社会科などで使いそうな長野県の大きな立体地図を額装してもらいましたが、これすらも美しく気品すら感じてしまうくらい。囲うという行為にこれほど意味があるのかと思います。
章美さんは即決、パパパパッと決めて「よろしく!」と言ってギャラリーを見学。あまり迷うことのない人だし、せっかちでもあるのだけれど、それにしてもはやい。見学している間に、わたしも自分の額装のお願いを。
2009年に買った、3連の絵。いつか額装しなくてはと思いながら、ずっと放ってそのまま飾っていたもの。知り合いの合同の展示会で出会ったもので、小柄なかわいらしい女性が描いた絵ですが、この子は今頃どうしているんだろう。それ以来、出会うことはなく今にいたります。ようやく額装しますからね。
和室のモスグリーンの壁に飾りたくて…など少し話した結果、バックも縁も明るめの木製でいくことに。自分では考えもつかなかった選択肢。できあがりは9月の上旬予定。たのしみです。(緒)