春の香り、梅の香り
庭の花があちこちでほころんで、心が浮き立つ毎日です。
ようやく年度末の仕事の収束が見えはじめたこの頃。冬の間に落ちた葉や枝を整理したり。スミレが群れをなして咲いていて、美しい。
剪定しなかった裏庭の白梅と紅梅が、あらぬ方向に枝を伸ばして野趣あふれんばかりに咲いているので、ひと枝いただきました。
玄関にそこはかとなく漂う梅の香り。
しあわせの香り。
今年は裏庭も少し、剪定しないと。
「上戸八瓶」は、ガレリア表参道の石川さんに、引越し祝いでいただいたもの。この春は、楽しみにしている各地の酒蔵びらきが軒並み中止。しかたのないこと。そんななかだけれど、そんななかだからこそ、丹精込めてつくられたおいしいお酒を、楽しくて大切なみんなと嗜み、良い時間を過ごす、そういう毎日のしあわせなひとときをかみしめたい。(緒)