木曽、丸嘉小坂漆器店へ


 
朝7時に長野市を出発して、木曽へ。
3月からホテルメトロポリタン長野の2階回廊に展示する器の打ち合わせで、丸嘉小坂漆器店さんへうかがいました。
 

丸嘉小坂漆器店さんは、塩尻のワインフェスでオリジナルの漆器グラスを提供しているお店。ほかにどんな商品があるのかな? とウェブサイトをのぞいたら、なんともすてきな器たち。
木工もやられますが、最近、力を入れているのがガラスに漆を施すものだそう。顔料を加えたカラフルなもの、ワイングラスやシャンパングラスの足に金銀を施したスタイリッシュなもの、透漆をグラデーションで施した器など、さまざま。ワイングラスなどは県内の有名ホテルでも愛用されているそう。名前も楽しくて、理科の実験などに用いる「シャーレ」の内側に「菌」をモチーフにした模様を漆で描いた器の名前は「洒落」。思わずくすりとしてしまう。
 
あれとこれと、あれもこれもと、各種選ばせていただきました。事務所用にも2つほど、お持ち帰り。ああ、楽しかった。工房にギャラリーが併設しています。平沢にお出かけの際はぜひ。メトロの展示は3月から5月いっぱいまでです。
 

帰途、木曽くらしの工芸館に立ち寄ると、思いがけず塩尻のワインがずらり。平沢は塩尻ですもんね。最近オープンしたレアなワイナリーのものまであれもこれも。これはすごい。それではと、ヴォータノワインのカイ・ブランを1本。併設の食堂を見ると、「すんき」の文字。おお! それではと、早お昼にすんきそばをいただき、すんき漬けをお土産に購入。食堂の手作りなんだそう。北信ではなかなか手に入らないもの。ありがたや。
そばを食べているとスマフォがピコンと鳴って、塚田さんちの長女の多笑さんが、夕方バレンタインのプレゼントを持ってきてくださるというので、売店に戻って北原製菓の和くるみクッキーもお土産に。北原製菓のクッキーはざくっとした食感と、ほどよい甘さでとてもおいしい。お土産三昧な木曽の小旅行となりました。(緒)