真澄あらばしり、今日発売


 
諏訪市にある宮坂醸造の新酒「真澄 純米吟醸あらばしり」が、今日、11月23日に発売となりまして、いとぐちでは今朝の信濃毎日新聞の広告をやらせていただきました。
 
そして、ご覧の通り、真澄さんのラベルが変わりました。これまでは「真澄」の文字をどーんと大きく打ち出したタイプ。今年の夏に出した夏酒の「すずみさけ」から新しいロゴをあしらって、「真澄」の文字は控えめに。晩夏、カタログの撮影で蔵におじゃましていたときに、直孝社長から「どう思う?」と聞かれてことがあり、やはり酒の顔がこれだけ変わるというのは心配なんだろうなあと思った記憶があります。
 
たしかに、古くから真澄を飲み続けてきた、とくに年配の方はびっくりしてしまうかもしれない。「こんなの真澄じゃない!」という熱烈なファンもいるかもしれない。でも、きっと愛飲してきた人は顔が変わっても酒質さえ進化してくれていれば飲み続けてくれるはず。実際、毎年とてもおいしい。飲むたびにおいしくて、安心するお酒。
となると、新しいデザインを見て、これまで手にとらなかったけれど、「あらすてきね」と思ってくれる人がどのくらいいるか。たくさんいると思う。日本酒の、裾野を広げるお酒のひとつになってくれる、そんな期待が高まる新しい真澄さんの顔。
 
このほか、真澄さんの通常ラインアップも真朱(あか)、漆黒(くろ)、茅色(かや)のラベルに変わりつつあります。米はなに?度数は?日本酒度は?なんてスペックを語るのだって楽しいけれど、「わたしは赤が好み」そんなラフな感じで、日常に日本酒があることもすてきだと思う。ちなみにわたしは黒が好き。
 
さて、あらばしりですが、早速酒屋さんで購入。
今日は本当だったら恵比寿講の花火の日でしたが、災害対応で中止。これはいたしかたなし。友人の家で花火をみながら宴会の予定でしたが、そこまで中止するのは切なくて、ただの宴会と相成りました。真澄純米吟醸あらばしりを携えて、行ってきます。(緒)
 
真澄純米吟醸あらばしり|新聞広告
デザイン/シブサワデザイン コピー・編集/山口美緒
  
「新しい真澄」のコンセプトはこちら→新しい真澄