今年も夏がくる-ワイン&シードルガーデンinナガノ
ここ数年、梅雨に入ると、そろそろ動かねばと思うこと。それは「ワイン&シードルガーデン in ナガノ」の仕込みです。長野市内の飲食店オーナー、成澤さん・高野さんの、「赤字だったら俺たち背負うからさ!」という心強い言葉に、「だったらわたしも背負うよ!」と(私は)背負えるものもないのにはじめた催し。長野駅前の南千歳公園(通称ぽっぽ公園)ではじめてから6年、初期スタイルのワイントレイルを含めると7年! そこから本当にたくさんのひとが関わってくださるようになって、そんな支えのもと、NAGANO WINE応援団の事務局を担ういとぐちでは、こちらのガーデン、おもに企画運営を担当させていただいています。
編集業のわたしたちにとっては異形な仕事です。1日中パソコンに向かうことこそあれ、1日中立ちっぱなしのことなんてほぼない。省エネ編集者と言われて久しいのに(多分声が小さいから。仕事は一所懸命です)、超体力勝負なこのイベントでかつ、来場者も4桁。こんなにおおごとなイベント、今年もできるかなと毎年思うわけですが、例年3月くらいから、「今年はやりますか?」「いつからチケット発売ですか」「っていうか待ってるんですけど?」という催促のお電話をたくさんいただいて、一方、ワイナリーさんからも、「次に会うのはワインガーデンだね!」といわれると、「そうだよね!やらねば!」という思いにかられます。求められることをやれることは、しあわせなこと。
この催し、(おもに)長野に暮らす人と、長野でワインをつくる人たちがもっと知り合って、もっと愛着を持てたらいいなという思いがありました。やっぱり、地元の人が愛着を持ち、誇りに思ってこそブランドとして強まっていくと思うから。地域の人から愛されたら、一過性では終わりにくいから。そう思って始めましたが、県外からもたくさんの方においでいただくようになりました。わざわざ訪れてくださる方の熱量の高さ、知識の深さは半端じゃありません。地元のファンのみなさんはもちろんのこと、遠くに住まいながら根本を理解して応援してくださるかたに、NAGANO WINEはすごく支えていただいているんだろうと感じます。いずれにせよ、訪れる人の楽しそうな表情を見ると、NAGANO WINEの人気を肌で感じる催し。願わくば、お客で参加したい。心からそう思います。
そんなわけで、今年もポスターができあがりました。配布はチラシができあがってくる来週からの予定。チケットは7月20日から一般発売がはじまります。今年も夏がきます。(緒)
公式サイト→NAGANOWINE 公式WEB
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●紙媒体
デザイン|滝澤優子(オットー&アー)
編 集|塚田結子
●イベント企画
NAGANO WINE応援団運営委員会