櫻井さんと赤木さん、内田さん、なにより青木さんの茶室
陶芸家の松本かおるさんから、明日、長野市で内田鋼一さんの器で、青木さんの茶室で、赤木明登さんのお茶会があるよというお知らせ。ちょうど坂城町でワインイベントの打ち合わせがあるため、そこには間に合わず、泣く泣く、赤木さんも、内田さんもあとにした展示会場に出かけました。
会場を見た塚田が、こういうお茶の自由さが好きと言っていましたが、そこにたたずむのはまさしく、わたしの狭い見識で知りえるお茶の世界をはるかにこえて、広く深い価値観があるように思いました。写真にとったら、その空間の美しさというか、成立してしまう塩梅というのか、そういうことを思いました。写真は赤木さんも内田さんも青木さんもいない茶室にたたずむ塚田。櫻井さんは右奥の方でにこにこされていました。
企画された桜華書林の櫻井さんによると、工芸の五月のあわせて松本だけではなく長野にも足を運んでもらいたくて企画したのだそう。櫻井さんほどのキャリアの方がそういうふうに思うことがすてきだと思いました。
そして、同じ時期に今年、来年、再来年と、お茶の企画を目論んでいるそう。続ければ、少しは変わるかもしれないしね、とのこと。来年以降の企画、ほんの少しお聞かせいただいただけですが、凛としながらあたたかい光景が浮かびました。現在、桜華書林での企画は年に1回くらいだよとお話されていましたが、そこに注がれる力が、本当に美しく尊敬する姿だなと思った工芸の五月のひと幕でした。
しかし内田さんの器、圧巻です。お近くのかたはぜひ。(緒)
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鉄の彫刻の青木野枝と陶芸の内田鋼一との二人展
5月22日(水)〜6月9日(日) 10:00〜17:00
新小路ホール(長野市東町142-2、企画桜華書林)
026-286-2091
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