おごっそに乾杯!
おごっそとは、信州の方言で「ごちそう」のこと(地元の東信では「おごっつぉ」と言っていたように思います)。「おごっそに乾杯!」は高山村産ぶどうでつくったワインと、高山村の秋の実りを楽しむ催し。普段、自動車暮らしなだけに、長野電鉄と長電バスを駆使しておでかけとなれば、もうそれだけでちょっとした旅気分。
12時30分の開場でしたが、合うバスがなく(2時間に1本です)、1時間ほど遅れて到着。なんと人気のワインにはすでに完売の札! 楽しみにしていたTONYAの生ハムも完売!なんと…。
とはいえ、地元の鹿肉を使った肉団子やチャーシュー、鶏肉のシチュー、信州サーモンなどなどをつまみに、ワインを5杯ほど。3人で行ったので、さらに何種類かを試飲させてもらって、満喫。おいしいなあ。
ちなみに、出展ワイナリーは「信州たかやまワイナリー」「カンティーナリエゾー」「ドメーヌ長谷」「安曇野ワイナリー」「岩の原葡萄園(新潟)」「ココ・ファーム・ワイナリー(栃木)」「サンクゼール」「サントリー」「たかやしろファーム」「メルシャン」の10社。委託醸造のワインも1種類、並んでいました。
仕事でワインイベントを企画する側にいることが多いので、お客さんでくるのはとっても気楽でやっぱり楽しい。子どもたちがびゅんびゅんと走り回っていたり、地元の人が多い印象で来場者同士どうもどうもと声を掛け合っていたり。ときおり流れるアナウンスは「売り切れになっていたおやきが蒸しあがって来ました! でも1人2つまで、16個限定です!」。きっとあわててお店に戻って蒸してきてくれたんでしょうね。そういうのどかさが、とても温かい。そして、窓の外は見事な紅葉でした。(緒)